しんざんじんじゃ
秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢97
平成23年8月15日 奉拝
御祭神
瓊瓊杵命 ににぎのみこと
武甕槌命 たけみかづちのみこと
2代景行天皇の時代、武内宿禰が男鹿を視察の折、湧出山(現在の真山・本山)に登り、使命達成・国土安泰・武運長久を祈願して主祭神を祀りました。
平安時代以降、貞観年中には慈覚大師により湧出山を二分し、北を真山、南を本山としたと伝えられます。いらい修験信仰が盛んとなり天台僧徒によって比叡山延暦寺守護神の赤神明神と習合、真山別当光飯寺が開かれました。南北朝時代には真言宗に転じ、東北豪族の庇護のもと修験の霊場として栄えました。
江戸時代には国内十二社に指定され、藩主佐竹侯の祈願所となり数々の寄進崇敬がありました。
明治以降は神仏分離令により元の神域に復し、県社(旧県社)に列格、昭和34年に神社所有の天然杉で現社殿が建築されました。
無料駐車場、大型車枠が5台分ありました。